お母ちゃん 死んだら あかん!!
2009,12/10(Thu)
「お母ちゃん お家の中 どんなん? 早よ見たい・・・」 「そうやね チョット待ってネ!」
と言って母は戸の前に行き「鍵は無いから・つっかい棒で・あらっ!つっかい棒が無くなってる!」
「よいしょ!」と言いながら戸を開け様としたがギクシャクしてなかなか開かない!それでも引い
たり戻したりしている内に なんとか開いた・・!つっかい棒は中に転がり落ちていた・・・!
プーンと中からカビ臭い匂いが鼻を突いた・・・「お母ちゃん!カビ臭いネ!」「そら しょうがないわね!
永いことほったらかしにしてたから・・それでも さっきのお化け屋敷よりは ましでしょ?」「うん!」
中に入って 窓や雨戸を開けると 夕日の明かりが少し差し込んで 部屋の中が見渡せた・・・
「うわー!お母ちゃん蜘蛛の巣だらけや!」「そうやな! 大掃除せなあかんな・・・!
今日は皆疲れてるから 晩御飯食べたら 早く寝て大掃除は 明日からにしよネ!」「うん!」
私達は 3畳程の畳の上だけ とりあえず 簡単に拭き 夫々が持っている毛布を敷き その上で
残り少なくなって来た乾パンと缶詰を食べた・・・
夕日も沈み辺りはもう暗闇である 母は 数少ないローソクに火を付けた・・・
赤い炎がゆらゆらと皆の顔を照らし出した・・「今日からは やっと親子3人水入らずやネ!」
「お母ちゃんは 明日から 死んだ気になって 頑張るさかいに 2人共 我侭言わないで
お母ちゃんの言う事 良く聞いてネ!・・・!」「はいっ!」「うん!」
夜具は 毛布3枚だけ・・・ 風邪を引かない様に リュックに入っている下着もしっかり着込んで
3人寄り添って体温で暖めあいながら眠りに付いた・・・!
と言って母は戸の前に行き「鍵は無いから・つっかい棒で・あらっ!つっかい棒が無くなってる!」
「よいしょ!」と言いながら戸を開け様としたがギクシャクしてなかなか開かない!それでも引い
たり戻したりしている内に なんとか開いた・・!つっかい棒は中に転がり落ちていた・・・!
プーンと中からカビ臭い匂いが鼻を突いた・・・「お母ちゃん!カビ臭いネ!」「そら しょうがないわね!
永いことほったらかしにしてたから・・それでも さっきのお化け屋敷よりは ましでしょ?」「うん!」
中に入って 窓や雨戸を開けると 夕日の明かりが少し差し込んで 部屋の中が見渡せた・・・
「うわー!お母ちゃん蜘蛛の巣だらけや!」「そうやな! 大掃除せなあかんな・・・!
今日は皆疲れてるから 晩御飯食べたら 早く寝て大掃除は 明日からにしよネ!」「うん!」
私達は 3畳程の畳の上だけ とりあえず 簡単に拭き 夫々が持っている毛布を敷き その上で
残り少なくなって来た乾パンと缶詰を食べた・・・
夕日も沈み辺りはもう暗闇である 母は 数少ないローソクに火を付けた・・・
赤い炎がゆらゆらと皆の顔を照らし出した・・「今日からは やっと親子3人水入らずやネ!」
「お母ちゃんは 明日から 死んだ気になって 頑張るさかいに 2人共 我侭言わないで
お母ちゃんの言う事 良く聞いてネ!・・・!」「はいっ!」「うん!」
夜具は 毛布3枚だけ・・・ 風邪を引かない様に リュックに入っている下着もしっかり着込んで
3人寄り添って体温で暖めあいながら眠りに付いた・・・!