お母ちゃん 死ぬんやたら うちも死ぬ!!
2010,03/17(Wed)
誰かが 石段を登って来る足音が聞こえた・・・!「お姉ちゃん 誰か来るみたい・・・!」
其の足音は 戸の前でぴたっと止まった・・・! 戸を開け様としている・・・!
「お姉ちゃん! 怖い!」「しーー!」姉は人差し指を唇にあてて 私の声を制した・・・
二人で耳をそばだてて 音のする方をじっと見ていた・・・! 戸が何度かガタガタと
音を立てた・・・!
「山本さ~ん!」男性の声である・・・!!「どないしょ!?」姉が小さな声で囁いた!
「山本さ~ん! 郵便局で~す!」ああ 良かった!「はーい!今 開けます!」
「お姉ちゃん! チョット待って お母ちゃんは 下のおばちゃん以外 戸は開けたらあかん
言うてはったやん・・・!」「郵便屋さんやから 開けたげな・・・ お手紙持って来てくれ
はったんやさかい・・・」姉は 土間に降りて つっかい棒をはずし 戸を開けた・・・
「ああ 嬢ちゃん! はい お手紙・・・」「ありがとう・・・」「お母さんは?」「お使い・・・」
「ほんなら お母さん帰って来はったら これ 渡してつかーせえ」「はい」「じゃー」
かなり年配の配達員さんだった。 「ああー怖かった! 郵便やさんで良かった!」
「あっ! お父ちゃんからも お手紙来てるわ・・・!」「本当? お姉ちゃん読んで・・・!」
「読まれへん・・・お母ちゃんで無いと・・・」
其の足音は 戸の前でぴたっと止まった・・・! 戸を開け様としている・・・!
「お姉ちゃん! 怖い!」「しーー!」姉は人差し指を唇にあてて 私の声を制した・・・
二人で耳をそばだてて 音のする方をじっと見ていた・・・! 戸が何度かガタガタと
音を立てた・・・!
「山本さ~ん!」男性の声である・・・!!「どないしょ!?」姉が小さな声で囁いた!
「山本さ~ん! 郵便局で~す!」ああ 良かった!「はーい!今 開けます!」
「お姉ちゃん! チョット待って お母ちゃんは 下のおばちゃん以外 戸は開けたらあかん
言うてはったやん・・・!」「郵便屋さんやから 開けたげな・・・ お手紙持って来てくれ
はったんやさかい・・・」姉は 土間に降りて つっかい棒をはずし 戸を開けた・・・
「ああ 嬢ちゃん! はい お手紙・・・」「ありがとう・・・」「お母さんは?」「お使い・・・」
「ほんなら お母さん帰って来はったら これ 渡してつかーせえ」「はい」「じゃー」
かなり年配の配達員さんだった。 「ああー怖かった! 郵便やさんで良かった!」
「あっ! お父ちゃんからも お手紙来てるわ・・・!」「本当? お姉ちゃん読んで・・・!」
「読まれへん・・・お母ちゃんで無いと・・・」