お母ちゃん死ぬんやったら うちも死ぬ!!
2010,04/20(Tue)
私の誕生日の翌日 父からハガキが届いた・・・! 慰問袋を送って1ヶ月以上が経っていた
矢張り 検閲が入り三分の一は 墨で塗り潰されていた! が 母が送った慰問袋が届き戦友達と
一緒に 飯ごう炊爨で炊いて食った飯は腹の底に迄響いて美味かった!と言うような内容が
読み取れた!!
「お母ちゃん!何でお父ちゃんから来るお手紙は 黒く塗ってあるの・・・?」と 姉・・・
「それはね!日本人に知られると困る事が書かれてあるからなのよ・・・」 「ふーん!
此の上の墨だけ 消しゴムで消えたら良いのにね・・・! そしたら 最初にお父ちゃんが書き
はった字が解かるのに・・・」
「ほんまに そんな消しゴムがあったらいいね・・・! ひょっとしたら こちらから出している手紙も
検閲に引っかかる言葉は お父ちゃんの手元に 届いた時には 墨で消されてるかもしれへんね!」
「本当に・・・?」
母は 又 父に慰問袋を縫って お米を送りたかったのだが もう此の頃は 農家にも自宅用の
備蓄米しかなく 分けては貰えなかった! 仕方なく 薩摩芋を分けて戴いて 父の元へ送った。
矢張り 検閲が入り三分の一は 墨で塗り潰されていた! が 母が送った慰問袋が届き戦友達と
一緒に 飯ごう炊爨で炊いて食った飯は腹の底に迄響いて美味かった!と言うような内容が
読み取れた!!
「お母ちゃん!何でお父ちゃんから来るお手紙は 黒く塗ってあるの・・・?」と 姉・・・
「それはね!日本人に知られると困る事が書かれてあるからなのよ・・・」 「ふーん!
此の上の墨だけ 消しゴムで消えたら良いのにね・・・! そしたら 最初にお父ちゃんが書き
はった字が解かるのに・・・」
「ほんまに そんな消しゴムがあったらいいね・・・! ひょっとしたら こちらから出している手紙も
検閲に引っかかる言葉は お父ちゃんの手元に 届いた時には 墨で消されてるかもしれへんね!」
「本当に・・・?」
母は 又 父に慰問袋を縫って お米を送りたかったのだが もう此の頃は 農家にも自宅用の
備蓄米しかなく 分けては貰えなかった! 仕方なく 薩摩芋を分けて戴いて 父の元へ送った。