お母ちゃん 死ぬんやたら うちも死ぬ!!
2010,05/06(Thu)

朝 「ホーホケキョ キェキョ キェキョ」 という声で目が覚めた・・・!済んだ可愛い
声だった・・・! 寝床から跳び起きてガラス戸を開けて 外を見ようとしたら 母が唇に
人差し指を当てて「しー・・・! 鶯が来てるみたいやから そーと 音 立てん様に・・ネ!」
私も小声で 「鶯って何・・・?」「小さな小鳥さん・・・」「へーーー 見てみたいな・・・!」
「じゃあ ガラス戸は開けないで 入り口の方から外に出てそーと庭の方へ行って見なさい・・・
そーとよ 鶯がびっくりして逃げへん様にネ・・・!」「はーい!」
音を立てない様に 庭へ出て 声のする方を見た・・・ 梅の小枝に抹茶色した小鳥が止っていて
「キェキョ キェキョ キェキョ ホーホキェキョ」と鳴いている・・・「ことりさん おはよう」
小さな声で言ってみた・・・ その小鳥は 「もうすぐ春ですよ~~~!キェキョ」と歌って
いるようだった・・・!
姉も起きて来て 「紀ちゃん 何してるの・・・?」其の声に驚いた鶯は カサカサっと羽を広げて
飛び去ってしまった・・・!「もー お姉ーちゃん・・・! 声出すから逃げてしもたやん・・!」
「ごめんごめん・・・!」