お母ちゃん 死ぬんやったら うちも死ぬ!!
2010,05/17(Mon)
鶯はその後 毎日のように庭に遊びに来て きれいな可愛い声を聞かせてくれていた・・・!
そんな2月の風の無い日 庭の枯れ葉や枯れ木を掃き集め 焚き火をした・・・!火はパチパチと
音を立てて燃え 煙は真っ直ぐ天に昇り 風が全く無かった・・・!
母が 井戸水で洗って準備をしていた薩摩芋を その火の中に入れた・・・! 火は一瞬消えたか
の様に見えたが、又、ゆっくりと燃え上がり めらめらとゆれた・・・!
少しずつ 枯れ葉と薩摩芋の焼ける匂いが 辺りに漂い お腹の虫が ぐーぐーと鳴いた !
「お母ちゃん! お腹すいた・・・・! 朝も お昼も 何も食べてーへんから・・・・! お芋さん!
未だ食べられへんの・・・・?」 「もう少し待ちなさい・・・! 火が消えて余熱で焼くと 美味しく
なりますからネ・・・!」 「は~~~~い お腹と背中がくっつくよ~~~~ん」
此の頃は もうお米は 手に入らず 主食で手に入るのは 薩摩芋と丸麦だけだった・・・!
しかも量も少なく、一日二食の日も多くなった・・・・! そんな中 母は何とか少しでも美味しく
食べさせようと工夫を して呉れていたのである・・・・!

そんな2月の風の無い日 庭の枯れ葉や枯れ木を掃き集め 焚き火をした・・・!火はパチパチと
音を立てて燃え 煙は真っ直ぐ天に昇り 風が全く無かった・・・!
母が 井戸水で洗って準備をしていた薩摩芋を その火の中に入れた・・・! 火は一瞬消えたか
の様に見えたが、又、ゆっくりと燃え上がり めらめらとゆれた・・・!
少しずつ 枯れ葉と薩摩芋の焼ける匂いが 辺りに漂い お腹の虫が ぐーぐーと鳴いた !
「お母ちゃん! お腹すいた・・・・! 朝も お昼も 何も食べてーへんから・・・・! お芋さん!
未だ食べられへんの・・・・?」 「もう少し待ちなさい・・・! 火が消えて余熱で焼くと 美味しく
なりますからネ・・・!」 「は~~~~い お腹と背中がくっつくよ~~~~ん」
此の頃は もうお米は 手に入らず 主食で手に入るのは 薩摩芋と丸麦だけだった・・・!
しかも量も少なく、一日二食の日も多くなった・・・・! そんな中 母は何とか少しでも美味しく
食べさせようと工夫を して呉れていたのである・・・・!
