やっと姉が　バケツにお水を半分程入れて戻って来た・・・！「お姉ちゃん！遅いな！　もう火が　
風でとんで行ってしもたやん・・・！」「ごめん！ごめん！　ちょっとお母ちゃんが心配やったから　
家の中、覗いてたから・・・！」「お母ちゃん　大丈夫やった・・・？」「うん！　寝てた・・・！　

火　消えてても　お水かけとかな火事になったら怖いからね・・・！お水かけたら　はよ帰ろ・・・！」
「うん！」バケツのお水を　全部かけて　燃え残りが無いか確認をして　大急ぎで家に帰った・・・。
母は　目を覚ましていたが　汗びっしょりかいて辛そうだった・・・！　井戸水で　又　顔や首筋を

拭いて　挙げたら「あ～～気持ちいい・・・！ありがとう・・・。」冷たい手ぬぐいを　額に乗せて
姉と二人で　手を消毒して　母の重湯を温める為　七輪に火を起こし　重湯を温めた・・・！
姉と私は　朝炊いたお粥をそのまま食べた・・・。」夕食を終えて　あとかたずけを済ませ　翌朝の

為に母が教えて呉れた様に、重湯とお粥の準備をして　私達も　顔と体を拭いて　一日の汗を拭い
去った。　暑いので　雨戸を閉めないで　月明かりの中で　床に付いた・・・！
この日は、姉も私も　トテモ疲れていたので　直ぐに眠りについた・・・！