背の高い屏風があって　その屏風の向こう側に黒くて長い髪の女性が　ス～～～～と
宙を浮いて行く・・・！ 屏風の内側には　抜け殻の布団・・・！　その裾の方に　もんぺ姿の私が
その女性を見ながら立っている・・・！ 空気は真空状態　何の音も聞こえない・・・！　
私は　金縛りに合った様に動けない・・・！怖い～～～！！怖い～～～！！！　　
暑くて寝苦しく　目が覚めた・・・！　ああ～　今のは夢だったんだ・・・！　怖かった！　
夢で良かった・・・！  だが　次の瞬間　もっと　驚く事が・・・！　母が何か苦しそうに叫んで
いる・・・！！ 「お父ちゃんから　手紙が来た・・・！　ほら　今　ご仏壇の中に手紙が・・・！」

その声に　姉も目を覚ました・・・！「お母ちゃん！!　どないしたん・・・？」　二人で母の枕元に行き
聞いて見たが　それには答えず　「お父ちゃんから　手紙が来た・・・・！！」を繰り返している・・・！
「お姉ちゃん！怖い～！　お母ちゃん　頭　おかしなってしもたん・・・?」