お母ちゃん 死んだら あかん!!
2010,08/06(Fri)


昨日の8月5日で この戦争体験をつずり初めて丁度1年に成りました。
ご訪問戴いた皆様の 温かいコメントや拍手に 励まされ
此処まで参りました 有難う御座います。
心より感謝いたします・・・m(_ _)m
今後とも宜しくお願い致します。
出来た重湯を お茶碗に入れて 梅干を添えて母に出した・・・!
母は寝床の中 伏せたままでお茶碗を持って中を覗きこんだ・・・!
「こんなモンが食べられますか!!」 「こんな 煤だらけの重湯・・・!!」
そう言ってお箸をお盆の上に投げ出してしまった!「ゴメンナサイ! 木が湿ってて燃えてくれ
へん ねん!」 「・・・・・・・・・・・・。」 そのまま 母は 私達には 背を向けてしまった・・・!
痩せ細った肩が 小刻みに震えて居る様に思えた・・・! お母ちゃん 堪忍!!
母には 今 家にある物で口に出来る物は この重湯しかない・・・!何とかしなくては・・・!
幸い 雨が上がり 青空が広がり、良いお天気になって来た。「お姉ちゃん? 湿った木
干して 乾いてからもう一遍 重湯 作り直したら・・・?」「そうやね!そないしょ!」
大急ぎで 湿った木切れを日当たりの良い庭に並べ 天日干しにしたが
木切れはもうほんの少ししかなかった・・・!