お母ちゃん 死んだら あかん!!
2010,09/17(Fri)
「奥さん! ここで 薩摩芋を蒸かして 市場へ持って行って 売ろうと思ようんじゃ!」
風呂敷包みの中から生の薩摩芋の入った四角い箱を取り出しながら・・・。
「せーで(それで)得たお金を 奥さんに返そうと、おもよんじゃ!(思っているんです)」
「まー! そねな事 せ-でも(しなくても)私達は、もう体もすっかり 良ーなったさかいに
でーじょーぶ(大丈夫)じゃ・・・! それより、娘さんの面倒見て挙げてつかーせー。」
「へー おおきに! 娘も、もう 自分の事は出来る様になっとりますで・・・。」
結局母が、家政婦さんに押し切られ、家に泊まり込み、其の翌日から蒸(ふ)かし芋を闇市場に
持って行って売るようになった・・・!
朝、井戸端で薩摩芋を亀の子束子(かめのこだわし)で、ゴシゴシ洗い、時に母も手伝い
母がお粥(お麦と薩摩芋の)を炊く為に熾した火を、コンロに少し貰い、其の上に蒸し器を乗せて
薩摩芋を蒸かした・・・!それをまな板に上に乗せ包丁で切り分けて、四角い箱の中に並べて
箱に入りきらない蒸かし芋を「はい、嬢ちゃん・・・!」と言って、姉と私に差し出した・・・!
風呂敷包みの中から生の薩摩芋の入った四角い箱を取り出しながら・・・。
「せーで(それで)得たお金を 奥さんに返そうと、おもよんじゃ!(思っているんです)」
「まー! そねな事 せ-でも(しなくても)私達は、もう体もすっかり 良ーなったさかいに
でーじょーぶ(大丈夫)じゃ・・・! それより、娘さんの面倒見て挙げてつかーせー。」
「へー おおきに! 娘も、もう 自分の事は出来る様になっとりますで・・・。」
結局母が、家政婦さんに押し切られ、家に泊まり込み、其の翌日から蒸(ふ)かし芋を闇市場に
持って行って売るようになった・・・!
朝、井戸端で薩摩芋を亀の子束子(かめのこだわし)で、ゴシゴシ洗い、時に母も手伝い
母がお粥(お麦と薩摩芋の)を炊く為に熾した火を、コンロに少し貰い、其の上に蒸し器を乗せて
薩摩芋を蒸かした・・・!それをまな板に上に乗せ包丁で切り分けて、四角い箱の中に並べて
箱に入りきらない蒸かし芋を「はい、嬢ちゃん・・・!」と言って、姉と私に差し出した・・・!