お母ちゃん 死んだら あかん!!
2010,09/30(Thu)
桃の花が咲き、少し暖かくなって来た3月、家政婦さんは、1ヶ月掛って持ち出したお金を全部返し
娘さんの元へと帰って行った・・・! 虱と、母へ闇市で働くルートを置き土産にして・・・!
母は、家政婦さんから色々と闇市の事を聞いて、これから、姉が、小学校に行く様になると、
お金が掛るし、闇市で何かを売って、子供達に進駐軍の品物(特に食べ物)を、高くてもせめて
それぞれの誕生日位は、美味しい物を食べさせてやりたい・・・!配給品だけでは、栄養失調
に成る事は、目に見えている・・・!皆、闇食品を食べているではないか・・・!
母にとって、家庭から外へ出て働く事は、初めてである!それも、荒くれ男達のいる闇市場である!
時々、警察の一斉手入れもあると言う・・・!今迄は、母の着物を食べ物と物々交換して、
手に入れていたが、価値の有る母の着物が、二束三文で交換しなければ為らなかった!
母は、姉と私の為に取りあえず、1年間は、何としても頑張って見よう・・・!と腹を決めた!
そして、一里程ある闇市場へ、バスを乗り継いで3月の始めから通い始めた・・・!
路面で、地下足袋を並べて売る為に・・・!
娘さんの元へと帰って行った・・・! 虱と、母へ闇市で働くルートを置き土産にして・・・!
母は、家政婦さんから色々と闇市の事を聞いて、これから、姉が、小学校に行く様になると、
お金が掛るし、闇市で何かを売って、子供達に進駐軍の品物(特に食べ物)を、高くてもせめて
それぞれの誕生日位は、美味しい物を食べさせてやりたい・・・!配給品だけでは、栄養失調
に成る事は、目に見えている・・・!皆、闇食品を食べているではないか・・・!
母にとって、家庭から外へ出て働く事は、初めてである!それも、荒くれ男達のいる闇市場である!
時々、警察の一斉手入れもあると言う・・・!今迄は、母の着物を食べ物と物々交換して、
手に入れていたが、価値の有る母の着物が、二束三文で交換しなければ為らなかった!
母は、姉と私の為に取りあえず、1年間は、何としても頑張って見よう・・・!と腹を決めた!
そして、一里程ある闇市場へ、バスを乗り継いで3月の始めから通い始めた・・・!
路面で、地下足袋を並べて売る為に・・・!