お母ちゃん 死んだら あかん!!
2010,11/17(Wed)
トントントン~~! 引き戸を叩く音・・・!
「お姉ちゃん・・・」「し~~。声出したらあかん・・・!」
二人抱き合ったまま、引き戸の外の人が、声を掛けてくれるのを待った・・・!
近所の人なら、必ず声を掛けてくれる筈である。
ドンドン~~~! 引き戸を叩く音だけである・・・。声は、聞こえない!
戸をあまり長く叩かれると、つっかい棒が、揺れて、外れ落ちるのでは・・・?
そして、戸を開けて中に入って来るのでは・・・?と、思うと、暑いのに、
身震いがして、冷や汗がでてきた・・・!
わたしは、小さな声で、「おね~ちゃん?つっかい棒、はずれへんかな?」
姉も同じ事を考えていたらしく、「紀ちゃん!ここで待ってて・・」
そういって、姉は、私の手をそっと離し、畳みの上を四つん這いになって
少しずつ入り口にむかった・・・!手探りで、やっと土間に下りた・・・!
「お姉ちゃん!しっかり!」私は、心の中で祈った・・・!と、戸を叩く音が、消えた!
そして、諦めたのか、石段を降りて行く足音が聞こえた・・・!
「よかった!」 姉は・・?つっかい棒をささえる音がして・・・!
「お姉ちゃん?もう 降りて行ったみたい!」「そうやネ! よかった!」
「お姉ちゃん・・・」「し~~。声出したらあかん・・・!」
二人抱き合ったまま、引き戸の外の人が、声を掛けてくれるのを待った・・・!
近所の人なら、必ず声を掛けてくれる筈である。
ドンドン~~~! 引き戸を叩く音だけである・・・。声は、聞こえない!
戸をあまり長く叩かれると、つっかい棒が、揺れて、外れ落ちるのでは・・・?
そして、戸を開けて中に入って来るのでは・・・?と、思うと、暑いのに、
身震いがして、冷や汗がでてきた・・・!
わたしは、小さな声で、「おね~ちゃん?つっかい棒、はずれへんかな?」
姉も同じ事を考えていたらしく、「紀ちゃん!ここで待ってて・・」
そういって、姉は、私の手をそっと離し、畳みの上を四つん這いになって
少しずつ入り口にむかった・・・!手探りで、やっと土間に下りた・・・!
「お姉ちゃん!しっかり!」私は、心の中で祈った・・・!と、戸を叩く音が、消えた!
そして、諦めたのか、石段を降りて行く足音が聞こえた・・・!
「よかった!」 姉は・・?つっかい棒をささえる音がして・・・!
「お姉ちゃん?もう 降りて行ったみたい!」「そうやネ! よかった!」