お母ちゃん 死んだら あかん!!
2010,11/24(Wed)
7月末頃になって、姉が、夏休みに入り、姉も家に居る様になった.
母は、又、朝から闇市に出かける様になった。が、此の時期、
地下足袋を2足売るのは、容易な事ではなかった。
母は、思った!「主人さえ居てくれたら・・・!」そうだ!終戦後もう1年近く
が、経っている・・・! ひょっとしたら、役所には、何か手がかりが、有る
かも知れない・・・!
母は、雨が降って闇市では店開き出来ない日、役所へ行ってみた。
朝早く出かけたにも関わらず、傘をさしながら開所を待つ人で、
長蛇の列を成していた!「未だ未だ 帰還されていないご家族の人達が、
こんなのも沢山いらっしゃるのだ・・・!」
待ちに待って、母の順番が回って来たのは、お昼を過ぎていた!
結局、戦地からは、何の音沙汰も無いとの事だった・・・!
母は、又、朝から闇市に出かける様になった。が、此の時期、
地下足袋を2足売るのは、容易な事ではなかった。
母は、思った!「主人さえ居てくれたら・・・!」そうだ!終戦後もう1年近く
が、経っている・・・! ひょっとしたら、役所には、何か手がかりが、有る
かも知れない・・・!
母は、雨が降って闇市では店開き出来ない日、役所へ行ってみた。
朝早く出かけたにも関わらず、傘をさしながら開所を待つ人で、
長蛇の列を成していた!「未だ未だ 帰還されていないご家族の人達が、
こんなのも沢山いらっしゃるのだ・・・!」
待ちに待って、母の順番が回って来たのは、お昼を過ぎていた!
結局、戦地からは、何の音沙汰も無いとの事だった・・・!