お母ちゃん 死んだら あかん!!
2010,12/05(Sun)
お昼近くになってお客さんの居ないお店の人達が、お弁当を食べ始めた。
母と私も、姉に作った物と同じ、竹の皮に包んだ梅干入りのお握りと
茄子と柿の糠(ぬか)ずけを開いた。姉には、遠足なので、何時もより
多くの量を持たせた。そのせいで、私達のお弁当は、少なかった・・・!
食事中、母は、客が来たので、接客を始めた。私は、又、隣のおじさん達
の話に、耳を傾けていた。「元憲兵や元軍人や警察官等は、戦争に負けた
のに、今も、威張りくさりょーて、こねーだも(此の間も)サーベルを腰
にぶら下げて、歩きょーて、その横を歩きょーた、おっつあんが、
ほんのチョット、サーベルの先に触れただけで、一刀りょうだんに、
そのおっつあんを切り付けたそうじゃ!」「へ~~!おっかね~~!」
「憲兵と言えば、戦争中、やりてーほうだいじゃったそうじゃ!現に、
家の息子も、終戦少し前に14才で、予科練に引っ張られて、憲兵に、
返事がなっとらん!と言っては、拳骨で殴られ、歯が折れたり、動きが、
鈍いと言っては、鞭で、しばかれ、いまだに背中と胸に傷跡が・・!」
母と私も、姉に作った物と同じ、竹の皮に包んだ梅干入りのお握りと
茄子と柿の糠(ぬか)ずけを開いた。姉には、遠足なので、何時もより
多くの量を持たせた。そのせいで、私達のお弁当は、少なかった・・・!
食事中、母は、客が来たので、接客を始めた。私は、又、隣のおじさん達
の話に、耳を傾けていた。「元憲兵や元軍人や警察官等は、戦争に負けた
のに、今も、威張りくさりょーて、こねーだも(此の間も)サーベルを腰
にぶら下げて、歩きょーて、その横を歩きょーた、おっつあんが、
ほんのチョット、サーベルの先に触れただけで、一刀りょうだんに、
そのおっつあんを切り付けたそうじゃ!」「へ~~!おっかね~~!」
「憲兵と言えば、戦争中、やりてーほうだいじゃったそうじゃ!現に、
家の息子も、終戦少し前に14才で、予科練に引っ張られて、憲兵に、
返事がなっとらん!と言っては、拳骨で殴られ、歯が折れたり、動きが、
鈍いと言っては、鞭で、しばかれ、いまだに背中と胸に傷跡が・・!」