お母ちゃん 死んだら あかん!!
2010,12/30(Thu)
石段を這うように登り、戸の前で、「紀ちゃん!黎子~!」ドンドン~~!
姉と私は、今日は母は、終バスで帰ると聞いていた。母の帰宅は、早くても
8時半過ぎだと思っていた・・・。今、未だ6時半頃である。夕飯を食べて、
日が落ちたら、ローソクを使えないので、布団を敷いて直ぐに布団の中に潜り
込んでいた・・・。
「あっ!お母ちゃん もう帰って来た!早いな・・・。」私は、飛び起きて
突かい棒を外して、戸を開けた!と同時に母が、倒れ込んで来た!!
月明かりの中で母が、血まみれになっている!「おね~ちゃ~ん!早よ来て~!
お母ちゃんが・・・。お母ちゃんが・・・。」後は、涙で声にならなかった・・・。
「え~~!お母ちゃん どないしたん・・?」着物やもんぺの上に血が
滲んでいる。額から頬に架けて血が流れ落ちている!母は、痛みを堪えながら
先ず、箪笥の上に置いているマッチとローソクを降ろして、ローソクに火を
灯した。次に薬箱から消毒液や脱脂綿、ヨーチンを取り出し、傷口の手当を
した!手当てをしながら、子供達にどう説明しようか、考えていた。
姉と私は、今日は母は、終バスで帰ると聞いていた。母の帰宅は、早くても
8時半過ぎだと思っていた・・・。今、未だ6時半頃である。夕飯を食べて、
日が落ちたら、ローソクを使えないので、布団を敷いて直ぐに布団の中に潜り
込んでいた・・・。
「あっ!お母ちゃん もう帰って来た!早いな・・・。」私は、飛び起きて
突かい棒を外して、戸を開けた!と同時に母が、倒れ込んで来た!!
月明かりの中で母が、血まみれになっている!「おね~ちゃ~ん!早よ来て~!
お母ちゃんが・・・。お母ちゃんが・・・。」後は、涙で声にならなかった・・・。
「え~~!お母ちゃん どないしたん・・?」着物やもんぺの上に血が
滲んでいる。額から頬に架けて血が流れ落ちている!母は、痛みを堪えながら
先ず、箪笥の上に置いているマッチとローソクを降ろして、ローソクに火を
灯した。次に薬箱から消毒液や脱脂綿、ヨーチンを取り出し、傷口の手当を
した!手当てをしながら、子供達にどう説明しようか、考えていた。