その後1週間程が過ぎ母は、失敗無く封筒貼りが出来るようになった。姉と私は、
糊付けを手伝った。始めは、手に糊が付いて旨くいかなかったが、慣れてくると
手に糊も付かなくなり、少しずつ綺麗に糊付け出来る様になって来た。
母もその様子を見ながら、「二人共、猫より益しやね!」「ええ~~??そら
そうや~~ね!のりちゃん?」「じゃー黎ちゃんは、型紙使って、形にして見る?」
「うん! はい!して見る!」此の日の内には姉は、完成品は出来なかったが、
母、曰く、「黎ちゃんも一週間もしたら、使いものに成るね!」「ほんと~~?」
姉も、母ほど早くはなかったが、綺麗に封筒貼りが出来る様になって来た。