お母ちゃん 死んだら あかん!!
2011,07/15(Fri)
当然の事ながら、私には迎えに来てくれる人は、誰もいない・・・!
母は、今頃は女学校で、先生方や女学生達にお茶を出し、自分もお弁当を広げている頃
である。この時代は、何処の家庭も傘は、少なく、朝から雨が降ると学校を休む子供も
多かった。しかし、この日は、正午あたりから振り出したので、お勤めの大人達が傘を
持って出ていないので、1本ある傘を差して迎えに来て、皆 相々傘で帰って行く・・・。
K子ちゃんのお婆さんも、K子ちゃんと二人で1本の傘を差して帰って行った・・・。
「さいなら」「又、あした・・・。」K子ちゃんが時々私の方を振り返りながら・・
最後にポツンと私だけが教室にとり残された・・・。急に寂しさが込み上げて来た・・・
何で家(うち)とこだけ誰にも迎えに来てもらわれへんのかな~~~。
お父ちゃんが戦争に行った儘未だ帰って来はらへんのがあかんのや~~~。
お父ちゃんが居てはったら、お母ちゃんが迎えに来てくれるのに・・・。
戦争が悪いんや!戦争さえなかったら・・・。
母は、今頃は女学校で、先生方や女学生達にお茶を出し、自分もお弁当を広げている頃
である。この時代は、何処の家庭も傘は、少なく、朝から雨が降ると学校を休む子供も
多かった。しかし、この日は、正午あたりから振り出したので、お勤めの大人達が傘を
持って出ていないので、1本ある傘を差して迎えに来て、皆 相々傘で帰って行く・・・。
K子ちゃんのお婆さんも、K子ちゃんと二人で1本の傘を差して帰って行った・・・。
「さいなら」「又、あした・・・。」K子ちゃんが時々私の方を振り返りながら・・
最後にポツンと私だけが教室にとり残された・・・。急に寂しさが込み上げて来た・・・
何で家(うち)とこだけ誰にも迎えに来てもらわれへんのかな~~~。
お父ちゃんが戦争に行った儘未だ帰って来はらへんのがあかんのや~~~。
お父ちゃんが居てはったら、お母ちゃんが迎えに来てくれるのに・・・。
戦争が悪いんや!戦争さえなかったら・・・。