お母ちゃん 死んだら あかん!!
2011,08/06(Sat)
K子ちゃん家の田んぼの稲は、殆どが刈り取られ切りかぶだけが残っていた。
田んぼの水もあまり無く、場所によってはカラカラに干乾びていた。K子ちゃんは、
すでに来ていて、「紀ちゃん 遅いな~~」「ゴメン!ゴメン!」「先にタニシとりよう
たんよ!」と言ってK子ちゃんはバケツの中を私に見せた。バケツの底に10個程のタニシが
転がっていた。私は、タニシを見るのも獲るのも初めてだった。初めて見たタニシの印象は、
取り立てて言うほどの事はなかった。
出来るだけ母の為に沢山のタニシを獲りたいと思うばかりだった。
K子ちゃんにタニシの獲り方を教えて貰って、スコップで田んぼの土を掘り起こしながら、
タニシを見付けては、奇声を挙げていた!「あっ! みつけた~~!」「あった~~!」
「又、あった~~!」私は、タニシ獲りに夢中になっていた。
藁ぞうりは脱ぎ捨て、もんぺの裾を膝上までたくし上げ、裸足で泥まみれになりながら・・
バケツは見る見る一杯になり、今度は、母の買い物籠にと思っている頃から私達の周りには
タニシが、もう無く、K子ちゃんと2人で場所を移動した。そこで、少しは獲れたが、
買い物籠を一杯にするほどは獲れなかった。私は気が気ではなかった・・・
母には、バケツと買い物籠いっぱいのタニシを獲って来ると言い放ったから・・・。
その時K子ちゃんが「あっ!ザリガニがいる・・・」指差す方を見ると、赤黒いザリガニが
何匹かいた。「ザリガニも食べられるんじゃ!」とK子ちゃん・・・。
私は、タニシの足りない分、ザリガニ3匹を買い物籠に入れて母の待つ家へと急いだ!
田んぼの水もあまり無く、場所によってはカラカラに干乾びていた。K子ちゃんは、
すでに来ていて、「紀ちゃん 遅いな~~」「ゴメン!ゴメン!」「先にタニシとりよう
たんよ!」と言ってK子ちゃんはバケツの中を私に見せた。バケツの底に10個程のタニシが
転がっていた。私は、タニシを見るのも獲るのも初めてだった。初めて見たタニシの印象は、
取り立てて言うほどの事はなかった。
出来るだけ母の為に沢山のタニシを獲りたいと思うばかりだった。
K子ちゃんにタニシの獲り方を教えて貰って、スコップで田んぼの土を掘り起こしながら、
タニシを見付けては、奇声を挙げていた!「あっ! みつけた~~!」「あった~~!」
「又、あった~~!」私は、タニシ獲りに夢中になっていた。
藁ぞうりは脱ぎ捨て、もんぺの裾を膝上までたくし上げ、裸足で泥まみれになりながら・・
バケツは見る見る一杯になり、今度は、母の買い物籠にと思っている頃から私達の周りには
タニシが、もう無く、K子ちゃんと2人で場所を移動した。そこで、少しは獲れたが、
買い物籠を一杯にするほどは獲れなかった。私は気が気ではなかった・・・
母には、バケツと買い物籠いっぱいのタニシを獲って来ると言い放ったから・・・。
その時K子ちゃんが「あっ!ザリガニがいる・・・」指差す方を見ると、赤黒いザリガニが
何匹かいた。「ザリガニも食べられるんじゃ!」とK子ちゃん・・・。
私は、タニシの足りない分、ザリガニ3匹を買い物籠に入れて母の待つ家へと急いだ!