お母ちゃん 死んだら あかん!!
2011,11/02(Wed)
大晦日、母は午前中チョット出かけて来るからと言って姉と私に留守番を頼んで出かけていった・・・。
「おねえちゃん?お母ちゃん、大晦日で忙しいのに何で出かけていったんかな?」
さあな~~。それよりお母ちゃんが帰って来る迄に、お台所とお便所の掃除せーへん?」
「うん!しよしよ!お母ちゃんの手助けしてあげな、お母ちゃんの手、ザクロみたいになってて
可哀想やさかいな!」
2人で、台所とお便所の掃除をして、手が千切れそうに冷たかったので、火鉢に手をかざして
母の帰りを待っていた。「お腹空いたな~」「お母ちゃん!遅いな~~。」と言っている所へ、
「ただいま~~!」と母が帰ってを来た。「大晦日やからお蕎麦を食べさせて挙げようと思って
買いに言ったけど、やっぱり何処にも売ってなくてね・・・、仕方無いから、おうどん
買ってきましたからね!今夜は、年越し蕎麦じゃなくて・・・。」「年越しうどんやね!」
「あはははは~~~!そうやね!」
昼食には、火鉢でお餅を焼いて食べた。其の後母は、おせち料理を作り、おせち料理といっても
大根、人参、薩摩芋と鶏肉を一緒に煮たものだったが、私達にとっては鶏肉が入っているだけで
大変なご馳走だった! 早めに夕食の年越しうどんを食べて、養老院に行ってお風呂に入れて戴いた。
「あ~~さっぱりしたな~~♪」「気持ちよなったね!」「1年の垢を洗い流したからね!」
心も身体もポカポカと温かかった!1947年の大晦日が終ろうとしていた・・・。
「おねえちゃん?お母ちゃん、大晦日で忙しいのに何で出かけていったんかな?」
さあな~~。それよりお母ちゃんが帰って来る迄に、お台所とお便所の掃除せーへん?」
「うん!しよしよ!お母ちゃんの手助けしてあげな、お母ちゃんの手、ザクロみたいになってて
可哀想やさかいな!」
2人で、台所とお便所の掃除をして、手が千切れそうに冷たかったので、火鉢に手をかざして
母の帰りを待っていた。「お腹空いたな~」「お母ちゃん!遅いな~~。」と言っている所へ、
「ただいま~~!」と母が帰ってを来た。「大晦日やからお蕎麦を食べさせて挙げようと思って
買いに言ったけど、やっぱり何処にも売ってなくてね・・・、仕方無いから、おうどん
買ってきましたからね!今夜は、年越し蕎麦じゃなくて・・・。」「年越しうどんやね!」
「あはははは~~~!そうやね!」
昼食には、火鉢でお餅を焼いて食べた。其の後母は、おせち料理を作り、おせち料理といっても
大根、人参、薩摩芋と鶏肉を一緒に煮たものだったが、私達にとっては鶏肉が入っているだけで
大変なご馳走だった! 早めに夕食の年越しうどんを食べて、養老院に行ってお風呂に入れて戴いた。
「あ~~さっぱりしたな~~♪」「気持ちよなったね!」「1年の垢を洗い流したからね!」
心も身体もポカポカと温かかった!1947年の大晦日が終ろうとしていた・・・。