お母ちゃん 死んだら あかん!!
2011,09/25(Sun)
「あっつ!あつい~~~!」「チョット我慢してね!」直ぐ気持ち良くなります
からね!」そう言いながら母は、用意しておいたもう一枚の白いタオルと油紙
の重ねた物を傍に置いて、「いいかね、背中を少し持ち上げてくれる?」「こお?」
「そうそう・・・そう~~れ!」と言いながら母は、今巻いた熱いタオルにそれを
巻きつけた・・・。こうしておけば、熱を逃しにくく、寝巻きや布団を濡らす心配も無い。
額には、冷たく絞った手拭を畳んで載せながら、「お母ちゃんは、夕飯の支度を
しますからね! 少し眠りなさい・・・眠っている間に熱も下がりますからね!」
そう言って母は、私の寝ている6畳の部屋の襖を閉めて、隣の4畳半の部屋へ
消えて行った。
私は、母の優しい暖かさと温湿布と湯たんぽの暖かさに包まれて、眠りに付いた
・・・・・。
ガタガタっと入りぐちの戸を開ける音がして目が覚めた!姉が学校から帰って来た
らしい。「ただいま!」と言って姉が6畳間の襖を開けそうになったのを母が、
制した! 「しっ!紀ちゃんが風邪引いて眠ってるから・・・」姉も急に声をひそめて
「えっ!ああ~~ はい・・・」
からね!」そう言いながら母は、用意しておいたもう一枚の白いタオルと油紙
の重ねた物を傍に置いて、「いいかね、背中を少し持ち上げてくれる?」「こお?」
「そうそう・・・そう~~れ!」と言いながら母は、今巻いた熱いタオルにそれを
巻きつけた・・・。こうしておけば、熱を逃しにくく、寝巻きや布団を濡らす心配も無い。
額には、冷たく絞った手拭を畳んで載せながら、「お母ちゃんは、夕飯の支度を
しますからね! 少し眠りなさい・・・眠っている間に熱も下がりますからね!」
そう言って母は、私の寝ている6畳の部屋の襖を閉めて、隣の4畳半の部屋へ
消えて行った。
私は、母の優しい暖かさと温湿布と湯たんぽの暖かさに包まれて、眠りに付いた
・・・・・。
ガタガタっと入りぐちの戸を開ける音がして目が覚めた!姉が学校から帰って来た
らしい。「ただいま!」と言って姉が6畳間の襖を開けそうになったのを母が、
制した! 「しっ!紀ちゃんが風邪引いて眠ってるから・・・」姉も急に声をひそめて
「えっ!ああ~~ はい・・・」