お母ちゃん 死んだら あかん!!
2011,10/14(Fri)
献身的な母の介護で、何とか1週間で姉の風邪も回復した。
母はほっとする間も無く、翌日の姉の誕生日(12月26日)と5日後に来るお正月の為に
母の上質の着物を持って買出しに出かけて行った・・・。
夕方近くになって、石段の途中から母の声が聞こえて来た!「黎ちゃん!紀ちゃん!
降りて来て~~~!」「は~~い!」と二人でワラジを穿くのも、もどかしく階段を
駆け降りて行くと、片手に野菜の入った買い物籠・・・。もう片手にちょん切られた首から
血がポタッ!ポタッ!と滴り落ちる鶏を一羽ぶら下げ、背中には、戦争中使っていた
大きなリュックを背負っていた・・・。疲れ切った細い肩が小刻みに震えていた!
大根、人参、薩摩芋、玉葱、ごぼう等の入った重い買い物籠を姉が持ち、首の刎ねられた
鶏の足を私が持った・・・。「紀ちゃん!血が服に付かない様にね!」「はい!」
母はほっとして両腕を前後に振ったり手首をまわしたり指を握ったり開いたりしながら
固まってしまった筋肉をほぐしていた。
リュックの中には 玄米、もち米、するめ、卵、等が入っていた!!
母はほっとする間も無く、翌日の姉の誕生日(12月26日)と5日後に来るお正月の為に
母の上質の着物を持って買出しに出かけて行った・・・。
夕方近くになって、石段の途中から母の声が聞こえて来た!「黎ちゃん!紀ちゃん!
降りて来て~~~!」「は~~い!」と二人でワラジを穿くのも、もどかしく階段を
駆け降りて行くと、片手に野菜の入った買い物籠・・・。もう片手にちょん切られた首から
血がポタッ!ポタッ!と滴り落ちる鶏を一羽ぶら下げ、背中には、戦争中使っていた
大きなリュックを背負っていた・・・。疲れ切った細い肩が小刻みに震えていた!
大根、人参、薩摩芋、玉葱、ごぼう等の入った重い買い物籠を姉が持ち、首の刎ねられた
鶏の足を私が持った・・・。「紀ちゃん!血が服に付かない様にね!」「はい!」
母はほっとして両腕を前後に振ったり手首をまわしたり指を握ったり開いたりしながら
固まってしまった筋肉をほぐしていた。
リュックの中には 玄米、もち米、するめ、卵、等が入っていた!!