お母ちゃん 死んだら あかん!!
2011,12/29(Thu)
姉は、そんな訳でバスに乗るのが大嫌いだった・・・。
安富宅へ着いたのはお昼過ぎだった。「まあ~~みねちゃん!どね~したんなら・・・。」
懐かしい伯母さんの声がして、私達をしげしげと見つめ、「黎ちゃんも紀ちゃんも
大きゅうなって・・・」粗末な物を食していても子供の成長は早い。「道ですれ違っても
解からんじゃろうな~、はよ~上がられ~」「伯母ちゃん!オメデトウございます~。」
「ああ!そうやね!オメデトウ!」
「お昼は?未だなんじゃろ・・・?な~んもご馳走はねえけど、薩摩芋のお粥を食べよんじゃ!
寒いから暖まるだけでもええから、食べてみる?」やはり 伯母さんの優しさである。
自分達親子の食べる量が減っても、突然ひょっこり 尋ねて来た私達の為に少しお湯を
足して(お粥が重湯の様に薄くなるが・・・)食べさせてくれた。フ~フ~息を吹き掛けながら
食べるお粥は、身体も心も温まりトテモ美味しかった!
不可解な事に、S男ちゃんは、ちゃんと挨拶をして、一緒に食事もしているのに、
M高が一向に姿を現さない。「伯母ちゃん?M高ちゃんは?」私は、思い切って聞いてみた。
伯母さんとS男ちゃんが顔を見合わせて「死んだんじゃ!」私達親子3人声を揃えて
「ええ~~!?」「てーへん(大変)な時代じゃから誰にも知らさねーで、家族だけで
送り出したんじゃ・・・。風邪を拗らせて肺炎になってな、ええ薬もね~じゃろ、せーで、
あっけのう行ってしもうたんじゃ・・・。」「・・・・・・。」伯母さんとS男ちゃんに
掛ける言葉が見つからなかった・・・。
安富宅へ着いたのはお昼過ぎだった。「まあ~~みねちゃん!どね~したんなら・・・。」
懐かしい伯母さんの声がして、私達をしげしげと見つめ、「黎ちゃんも紀ちゃんも
大きゅうなって・・・」粗末な物を食していても子供の成長は早い。「道ですれ違っても
解からんじゃろうな~、はよ~上がられ~」「伯母ちゃん!オメデトウございます~。」
「ああ!そうやね!オメデトウ!」
「お昼は?未だなんじゃろ・・・?な~んもご馳走はねえけど、薩摩芋のお粥を食べよんじゃ!
寒いから暖まるだけでもええから、食べてみる?」やはり 伯母さんの優しさである。
自分達親子の食べる量が減っても、突然ひょっこり 尋ねて来た私達の為に少しお湯を
足して(お粥が重湯の様に薄くなるが・・・)食べさせてくれた。フ~フ~息を吹き掛けながら
食べるお粥は、身体も心も温まりトテモ美味しかった!
不可解な事に、S男ちゃんは、ちゃんと挨拶をして、一緒に食事もしているのに、
M高が一向に姿を現さない。「伯母ちゃん?M高ちゃんは?」私は、思い切って聞いてみた。
伯母さんとS男ちゃんが顔を見合わせて「死んだんじゃ!」私達親子3人声を揃えて
「ええ~~!?」「てーへん(大変)な時代じゃから誰にも知らさねーで、家族だけで
送り出したんじゃ・・・。風邪を拗らせて肺炎になってな、ええ薬もね~じゃろ、せーで、
あっけのう行ってしもうたんじゃ・・・。」「・・・・・・。」伯母さんとS男ちゃんに
掛ける言葉が見つからなかった・・・。