お母ちゃん 死んだら あかん!!
2012,01/27(Fri)
岡山駅は、列車の一日のダイアの本数が少ないうえに 春休みと云う事もあって大変な人出だった!
「紀ちゃん!黎ちゃん!迷子になら無い様にしっかりお母ちゃんの後に着いてくるんでっせ!!」
「うん!」「はい!」母は、列車の出発の時刻や出発のホームを調べなければならない。
切符も買わなければならない。私達の手を繋いでいる訳にはいかない・・・。
姉と私は、母のモンペを鷲掴みにして、離れない様にしていた。
皆、せかせかとせわしなく歩き、私達にも容赦無くぶつかって行く・・・。
背中のリュックサックを持って行かれそうになった!「お母ちゃん!!」と私は叫んだ!!
母が振り向いた!と同時にリュックを引っ張っていた人が人ごみに紛れて解からなくなった。
「あ~~怖かった!!」「前に来なさい!前に!」母も声を張り上げた!!
やっと改札口を通りホームに出たが、ここも物凄い人で、乗車口だけでなく、我先にと
窓から先に荷物を放り入れ、自分も窓から車内に入り込み座席を獲得する人も多かった!!
私達がやっと乗車口から車内に入れた時は、座席は愚か通路も満員で網棚の上にも
人が横に寝ていて、座る所はおろか立っている場所も無い!すると、座席に座っていた
おじさんと伯母さんが「嬢ちゃん!ここにおいで!」と自分達の膝の上をポンポンと
叩いた。母はほっとして、「すいません! じゃ!座らして貰いなさい。」
乗車口も窓も閉まらない位 人が鈴なりで、それでも乗れない人が列車の屋根に落ちない様に
へばり付いていた。
途中トンネルがあって、窓も乗車口も開いた儘で、トンネルを抜けると皆ススで真っ黒だった!!
「紀ちゃん!黎ちゃん!迷子になら無い様にしっかりお母ちゃんの後に着いてくるんでっせ!!」
「うん!」「はい!」母は、列車の出発の時刻や出発のホームを調べなければならない。
切符も買わなければならない。私達の手を繋いでいる訳にはいかない・・・。
姉と私は、母のモンペを鷲掴みにして、離れない様にしていた。
皆、せかせかとせわしなく歩き、私達にも容赦無くぶつかって行く・・・。
背中のリュックサックを持って行かれそうになった!「お母ちゃん!!」と私は叫んだ!!
母が振り向いた!と同時にリュックを引っ張っていた人が人ごみに紛れて解からなくなった。
「あ~~怖かった!!」「前に来なさい!前に!」母も声を張り上げた!!
やっと改札口を通りホームに出たが、ここも物凄い人で、乗車口だけでなく、我先にと
窓から先に荷物を放り入れ、自分も窓から車内に入り込み座席を獲得する人も多かった!!
私達がやっと乗車口から車内に入れた時は、座席は愚か通路も満員で網棚の上にも
人が横に寝ていて、座る所はおろか立っている場所も無い!すると、座席に座っていた
おじさんと伯母さんが「嬢ちゃん!ここにおいで!」と自分達の膝の上をポンポンと
叩いた。母はほっとして、「すいません! じゃ!座らして貰いなさい。」

乗車口も窓も閉まらない位 人が鈴なりで、それでも乗れない人が列車の屋根に落ちない様に
へばり付いていた。
途中トンネルがあって、窓も乗車口も開いた儘で、トンネルを抜けると皆ススで真っ黒だった!!