お母ちゃん 死んだら あかん!!
2012,03/02(Fri)
「やっぱりな・・・!良い着物ばっかり入れてあった柳行李と皮のトランクが無くなってる
から、泥棒に取られたんや・・・!! お母ちゃんは、下の雑貨やさんに行って電話借りて
警察へ電話して来るからお母ちゃんが外に出たら、中からつっかい棒掛けて誰が来ても
開けるんじゃあないのよ! ひょっとしたら、未だその辺に居るかもわからへんからね!」
「はい!」「お母ちゃんが帰って来たら、声かけますからね!誰が来ても絶対に戸を
開けたらあかんよ!!」そう云って母は駆け足で出て行った!
「うちとこ見たいな山の中の汚い一軒やにも泥棒が入るんやね~~、 怖いな・・・!」
「うん!しやけどな、足跡が廊下 だけにしか付いて無いのはオカシイな・・・。畳みの上とか
それ以外の所には付いて 無いやろ・・・?」「うん!そやな~~」「もしな、つっかい棒外して
入り口から 入って来たとしたら、玄関の上がり口や押入れ迄、足跡が付いてる筈やろ・・・?」
「そうやな~~。何で足跡付いてないんやろう・・・。」「怖い! 幽霊とちゃうか~~!」
私は、自分でそう云ってぞくっと身体に寒い物を感じた!
窓の外に目を移すと真っ赤な夕日が沈みかけている・・・。
「お母ちゃん 遅いな~~。」 「きっと 雑貨屋の伯母ちゃんにつかまってんねんは~~。」
「あっ!帰って来た!」 「ただいま~~~!!お母ちゃんや 開けて~~!」「は~~い!」
母が息せき切って 帰って来た。
から、泥棒に取られたんや・・・!! お母ちゃんは、下の雑貨やさんに行って電話借りて
警察へ電話して来るからお母ちゃんが外に出たら、中からつっかい棒掛けて誰が来ても
開けるんじゃあないのよ! ひょっとしたら、未だその辺に居るかもわからへんからね!」
「はい!」「お母ちゃんが帰って来たら、声かけますからね!誰が来ても絶対に戸を
開けたらあかんよ!!」そう云って母は駆け足で出て行った!
「うちとこ見たいな山の中の汚い一軒やにも泥棒が入るんやね~~、 怖いな・・・!」
「うん!しやけどな、足跡が廊下 だけにしか付いて無いのはオカシイな・・・。畳みの上とか
それ以外の所には付いて 無いやろ・・・?」「うん!そやな~~」「もしな、つっかい棒外して
入り口から 入って来たとしたら、玄関の上がり口や押入れ迄、足跡が付いてる筈やろ・・・?」
「そうやな~~。何で足跡付いてないんやろう・・・。」「怖い! 幽霊とちゃうか~~!」
私は、自分でそう云ってぞくっと身体に寒い物を感じた!
窓の外に目を移すと真っ赤な夕日が沈みかけている・・・。

「お母ちゃん 遅いな~~。」 「きっと 雑貨屋の伯母ちゃんにつかまってんねんは~~。」
「あっ!帰って来た!」 「ただいま~~~!!お母ちゃんや 開けて~~!」「は~~い!」
母が息せき切って 帰って来た。