やがて新年度の授業が始まり、母も、姉と私も久し振りに学校に・・・。
姉は小学３年生に、私は、２年生になった。始業式の日、空は真っ青に晴れ渡り
ひばりが、ピーチクパーチク空高く舞い上がり堤防や河川敷の桜の花は、満開で、
河川敷には、菜の花やれんげの花が咲き乱れ,まるで絨毯を敷き詰めた様に鮮やかだった・・・。

私は、１年通いなれた道である。以前と同じ様に上級生のお姉さんが向かえに来てくれて、
新１年生も加わって皆で、賑やかに「は～るがきた！は～るがきた！どこに～き～た～～
や～まにき～た　さ～とにき～～た・・・」と歌いながら、チョット誰かが歌詞を間違えては、
笑い！石につまずいて転びそうになっても笑い！何をしても楽しくて、母の悩みも知らず
皆で笑ってばかりいた。 「あははは～～～、うふふふふ～～～～」「あ～～～　
お腹の皮がよじれそうでいたい～～！ あははは～～～」 
  
 
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