お母ちゃん 死んだら あかん!!
2012,04/15(Sun)
梅雨が終わり7月の始め頃、山の中の一軒屋の我が家にも、やっと電灯が灯った!!
私達も嬉しかったが、母は、目の中に涙を浮かべながら「何年振りやろ~~、やっぱり
ローソクの明かりとちごて明るいね~~!」と云って、こぼれ落ちそうな涙をこらえた
せいで鼻に流れ落ちた涙をすすった・・・。
しかし、30分も経たない内に電灯は、すーと消えて仕舞った。「あ~あ~~!」「なんで~~?」
窓から下を見ると全家庭が消えていた!「停電やね。皆が一斉に電気付けたから、きっと
電力が足りん様になったんやな!折角今日からは、ローソクがいらんと 思ったのに・・・。」
始めの内は停電している方が長かったが、少しずつ改善され電灯が灯っている時間と
停電の時間が同じ位になって来た。
母は、電気が灯っている間に色々と細かい仕事を済ませる様にして、後は暑い季節である。
ガラス戸を開け月明かりを頼りに家の中のかたずけを済ませていた・・・。
中川さんからは、何度も帰阪を勧める手紙が届いていた!時々新聞の”求人欄”の切り抜き
を同封して「これは、美祢ちゃんにピッタリの仕事だと思うけど、如何・・・?」と書き添えてあった。
私達も嬉しかったが、母は、目の中に涙を浮かべながら「何年振りやろ~~、やっぱり
ローソクの明かりとちごて明るいね~~!」と云って、こぼれ落ちそうな涙をこらえた
せいで鼻に流れ落ちた涙をすすった・・・。

しかし、30分も経たない内に電灯は、すーと消えて仕舞った。「あ~あ~~!」「なんで~~?」
窓から下を見ると全家庭が消えていた!「停電やね。皆が一斉に電気付けたから、きっと
電力が足りん様になったんやな!折角今日からは、ローソクがいらんと 思ったのに・・・。」
始めの内は停電している方が長かったが、少しずつ改善され電灯が灯っている時間と
停電の時間が同じ位になって来た。
母は、電気が灯っている間に色々と細かい仕事を済ませる様にして、後は暑い季節である。
ガラス戸を開け月明かりを頼りに家の中のかたずけを済ませていた・・・。
中川さんからは、何度も帰阪を勧める手紙が届いていた!時々新聞の”求人欄”の切り抜き
を同封して「これは、美祢ちゃんにピッタリの仕事だと思うけど、如何・・・?」と書き添えてあった。