お母ちゃん 死んだら あかん!!
2013,06/01(Sat)
春休みになって、紙芝居屋は毎日やって来た・・・。
紙芝居を見たいという誘惑には中々勝てなくて、遠まきに家の前に立って
皆の頭で絵は見えないのだが、おっちゃんの声は聞こえるので
<安寿と厨子王>や<二ノ宮金次郎>や<継母のいじめ>や<猿蟹合戦>等等
を聞いていた。
それを見ていた同級生で近所のK子ちゃんが時々「紀ちゃん?酢昆布少し
あげるから一緒に前に来て紙芝居、見よ! 酢昆布持ってたら おっちゃんも只見と
思わへんでしょ!」「うん~~でも~~」私は後ろめたい気がして、後ずさりした。
「皆、時々やってるよ! そんなん 毎日毎日 買うてられへん!云うて・・
な!行こ行こ!」そう云って私の腕をぐいぐいと引っ張りながら、
私の手に無理矢理酢昆布を持たせた!
紙芝居を見たいという誘惑には中々勝てなくて、遠まきに家の前に立って
皆の頭で絵は見えないのだが、おっちゃんの声は聞こえるので
<安寿と厨子王>や<二ノ宮金次郎>や<継母のいじめ>や<猿蟹合戦>等等
を聞いていた。
それを見ていた同級生で近所のK子ちゃんが時々「紀ちゃん?酢昆布少し
あげるから一緒に前に来て紙芝居、見よ! 酢昆布持ってたら おっちゃんも只見と
思わへんでしょ!」「うん~~でも~~」私は後ろめたい気がして、後ずさりした。
「皆、時々やってるよ! そんなん 毎日毎日 買うてられへん!云うて・・
な!行こ行こ!」そう云って私の腕をぐいぐいと引っ張りながら、
私の手に無理矢理酢昆布を持たせた!