お母ちゃん 死んだら あかん!!
2013,09/11(Wed)
夏休み近いある夕方、帰宅すると何時もは未だ帰っていない筈の母が、
体調が悪いからと職場を早引きして布団を敷いて横になっていた。
疎開地岡山から帰阪して、約1年が来ようとしていたが、母の勤務先の
靴製造会社は、殆ど毎日残業をしなければ、需要に追いつけない状態で、
休日出勤も多く、睡眠不足と栄養不足と精神的ストレスで、母の体は
心身ともに悲鳴をあげていた!!
でも、夕食時には、起きて来て皆と一緒に食卓(ちゃぶ台)に付いた。
「お母ちゃん!大丈夫・・・?」皆心配して母の顔を覗き込んだ。
「心配させて ごめんな、会社に居た時よりは、大分良くなったから
心配しなくても大丈夫! と言うのはな、今日帰り道に何時も通る
小学校の運動場の横の道を通ってたらな、音楽室から疲れも吹っ飛んで
しまう位、物凄く綺麗な声が聞こえてきて、あ~~綺麗な声やな~~
癒されるな~~♪ 何処のお嬢さんが歌っているのかな~~と思ってな
音楽室の中をよくよく見たら・・・。もうビックリ!紀子が大口あけて
歌ってるやないの! 嬉しかった・・・。」後は言葉にならなかった
私はそっと母の顔を見たら目に光るものが・・・。
体調が悪いからと職場を早引きして布団を敷いて横になっていた。
疎開地岡山から帰阪して、約1年が来ようとしていたが、母の勤務先の
靴製造会社は、殆ど毎日残業をしなければ、需要に追いつけない状態で、
休日出勤も多く、睡眠不足と栄養不足と精神的ストレスで、母の体は
心身ともに悲鳴をあげていた!!
でも、夕食時には、起きて来て皆と一緒に食卓(ちゃぶ台)に付いた。
「お母ちゃん!大丈夫・・・?」皆心配して母の顔を覗き込んだ。
「心配させて ごめんな、会社に居た時よりは、大分良くなったから
心配しなくても大丈夫! と言うのはな、今日帰り道に何時も通る
小学校の運動場の横の道を通ってたらな、音楽室から疲れも吹っ飛んで
しまう位、物凄く綺麗な声が聞こえてきて、あ~~綺麗な声やな~~
癒されるな~~♪ 何処のお嬢さんが歌っているのかな~~と思ってな
音楽室の中をよくよく見たら・・・。もうビックリ!紀子が大口あけて
歌ってるやないの! 嬉しかった・・・。」後は言葉にならなかった
私はそっと母の顔を見たら目に光るものが・・・。