夏休みがあけて新学期が始まった・・・。
たった１ヶ月半のお休みだったが、皆、夏痩せしたのかほっそりとして何と無く背丈が
伸びた様な気がした。特に石臼仲間達、男子の背丈が伸びて大きくなった様だった。

中には、新調の服を着て見せびらかす子もいたが、多くは、寸足らずの小さくなった服
を窮屈そうに着ている子が多かった。姉も夏休み明けは、以前着ていた寸足らずの服を
着ていたが、１週間程たって、近所の６年生の女の子から貰った古着を着て、私がその
姉の小さくなった服を着せられた・・・。

案の定、待ってましたとばかりに石臼軍団が放課後一人で運動場を通って裏門に向かって
いる時に「セコハン娘～～♪セコハン娘～～♪」と囃しながら小石を投げつけて来た！！
母が良く「苛める子は、相手にしなさんな！相手にするからよけい面白がって付け入って
来るんですからネ!」と言う言葉を思い出しながら駆け足になりながら逃げ出した！