おもいつくまま
2014,01/21(Tue)
映画「利休にたずねよ」を昨年12月8日に観て来ました。
最後、利休は、「私が頭(こうべ)を垂れるのは美しいものに対してのみである。」と言い残して
権力者(秀吉)に屈服せず切腹を余儀なくされる・・・。
残された利休の妻は、利休に尋ねたい事が有ったと言う・・・。
利休の妻は利休に何を尋ねたかったのだろう・・・?
色んな意味で、深く考えさせられる作品だった。
私の父は、34歳で戦地に赴き、終戦後極寒のシベリアへ捕虜となり、7年もの間
国家の為天皇陛下の為 家族の為を思い闘った!!
父は大人しく、寡黙な人だった。
生前、私が中学生の頃父に遠慮しながら尋ねた事がある。
「お父ちゃんは、戦地で人を殺したん・・・?」と「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
父は何も答えなかった! 無表情のまま宙を見ていた・・・。
私は、いけない事を聞いたと思った・・・。あわてて・・・・
「お父ちゃんが、戦地で一番辛かった事は・・・?」と聞き直した。
父は、涙をこらえる様に
シベリアの捕虜収容所で、
過酷な重労働や栄養失調や病気で死んでいった戦友達の死体を埋める為に
大きな穴を掘らされ、弔う事も無く、まるで虫けらの様にスコップで放り込まされ
死体を山積みにさせられた 事、だと・・・・・!
逃げられない様に足かせをはめられて・・・・・!!
父は戦地で人を殺したから何も言わなかったのだろうか・・・?
それとも、殺せなかったから何も言わなかったのだろうか・・・?
父は、平成4年1月10日82歳で母の煮た大好きな、おせちの黒豆を食べ過ぎて「腸ねん転」を
起こし、1月6日に入院し手術をして戴き成功するが、口から胃に通うされた管を真夜中に
無意識の儘自分で 引き抜き、あっけなく何も言わないで来世へと旅たっていった・・・。
安らかな死相だった・・・。
最後、利休は、「私が頭(こうべ)を垂れるのは美しいものに対してのみである。」と言い残して
権力者(秀吉)に屈服せず切腹を余儀なくされる・・・。
残された利休の妻は、利休に尋ねたい事が有ったと言う・・・。
利休の妻は利休に何を尋ねたかったのだろう・・・?
色んな意味で、深く考えさせられる作品だった。
私の父は、34歳で戦地に赴き、終戦後極寒のシベリアへ捕虜となり、7年もの間
国家の為天皇陛下の為 家族の為を思い闘った!!
父は大人しく、寡黙な人だった。
生前、私が中学生の頃父に遠慮しながら尋ねた事がある。
「お父ちゃんは、戦地で人を殺したん・・・?」と「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
父は何も答えなかった! 無表情のまま宙を見ていた・・・。
私は、いけない事を聞いたと思った・・・。あわてて・・・・
「お父ちゃんが、戦地で一番辛かった事は・・・?」と聞き直した。
父は、涙をこらえる様に
シベリアの捕虜収容所で、
過酷な重労働や栄養失調や病気で死んでいった戦友達の死体を埋める為に
大きな穴を掘らされ、弔う事も無く、まるで虫けらの様にスコップで放り込まされ
死体を山積みにさせられた 事、だと・・・・・!
逃げられない様に足かせをはめられて・・・・・!!
父は戦地で人を殺したから何も言わなかったのだろうか・・・?
それとも、殺せなかったから何も言わなかったのだろうか・・・?
父は、平成4年1月10日82歳で母の煮た大好きな、おせちの黒豆を食べ過ぎて「腸ねん転」を
起こし、1月6日に入院し手術をして戴き成功するが、口から胃に通うされた管を真夜中に
無意識の儘自分で 引き抜き、あっけなく何も言わないで来世へと旅たっていった・・・。
安らかな死相だった・・・。