お母ちゃん 死んだら あかん!!
2014,06/15(Sun)
そんなおばさんの為に、母は、自分の着物を着て貰おうと5,6着ある着物を取り出して
「冬ちゃん、どれがいい?好きなのを選んで・・・?」「でも、それは岡山で盗まれなかった
美祢ちゃんには大切な着物やないの?」「私には、四季それぞれに1枚ずつあれば充分
やさかいに、チョット 手、通してみて・・・?」「そ~お~?」
中川のおばさんは申し訳なさそうに、でも、嬉しそうに母の差し出す着物に手を通した。
「いや~~、よう似合うやん!」「ほんまやな~!」「じゃあ これにする?」「ええの~~?」
「なんで、もっと はよ気、付かへんやったんやろ~~?だだ、チョット身幅が狭いな~~。」
「・・・。」おばさんは、結構ふくよかな体系で、母はかなり細身だった。奥身の端が
脇縫い目に 届かなくて前が肌蹴てしまいそう・・・。
母は、大急ぎで身幅をほどいて、明日の初詣に間に合う様にとコテやコテ台や
お針箱を出して 修理をはじめ出した・・・。
元旦早々である。去年の暮れの疲れもそのままに・・・。
修理が出来あがったのは、翌日2日の明け方であった・・・。
「冬ちゃん、どれがいい?好きなのを選んで・・・?」「でも、それは岡山で盗まれなかった
美祢ちゃんには大切な着物やないの?」「私には、四季それぞれに1枚ずつあれば充分
やさかいに、チョット 手、通してみて・・・?」「そ~お~?」
中川のおばさんは申し訳なさそうに、でも、嬉しそうに母の差し出す着物に手を通した。
「いや~~、よう似合うやん!」「ほんまやな~!」「じゃあ これにする?」「ええの~~?」
「なんで、もっと はよ気、付かへんやったんやろ~~?だだ、チョット身幅が狭いな~~。」
「・・・。」おばさんは、結構ふくよかな体系で、母はかなり細身だった。奥身の端が
脇縫い目に 届かなくて前が肌蹴てしまいそう・・・。
母は、大急ぎで身幅をほどいて、明日の初詣に間に合う様にとコテやコテ台や
お針箱を出して 修理をはじめ出した・・・。
元旦早々である。去年の暮れの疲れもそのままに・・・。
修理が出来あがったのは、翌日2日の明け方であった・・・。